葉酸の栄養

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知られていなかった葉酸の効果とは

葉酸は偶然発見された栄養素で余り知られてはいませんでした。ほうれん草などの葉物野菜にこの成分が含まれていることが発見され、そのため「葉酸」という名前が付けられたことで、ようやく世間に認知されるようになったと言われています。 その後葉酸は深く研究され、ビタミンB群の一種であること判明し、サルだけでなく人間の貧血予防にも効果があることが分かりました。 また最近の研究の結果、血管を傷つける悪玉アミノ酸を善玉アミノ酸に変える働きがあることが判明したことから、動脈硬化の予防に大きな期待が寄せられています。 そしてこの他にもう1つ、非常に重要な効果として判明したのが胎児の先天性奇形の予防効果です。

妊婦には欠かせないこの成分の摂り方は

葉酸は、細胞分裂とDNAの合成に深く関わる成分ということが知られています。 特に、細胞分裂のカギとなる核酸の合成を補う働きがあり、葉酸が不足してしまうとこれらが機能しなくなる可能性が高くなるのです。 こうしたことから、お腹に赤ちゃんのいる妊婦には葉酸が必須とされているのです。 これはすでに妊婦となった人だけではなく、妊活中のプレ妊婦の人にも有効で、特に妊娠1ヶ月前から妊娠3ヶ月の間は集中的に摂取することで、先天性奇形のリスクが大きく減少することが知られています。 ちなみに、妊婦およびプレ妊婦の人は1日に400マイクログラムの葉酸が必要とされています。 これを食品で摂るとすると、代表的なほうれん草が7束、ブロッコリーでは8房とあまりにも大量で、まず食事だけでは必要量をクリアすることは困難です。 そこで推奨されているのが、サプリメントの摂取です。 サプリメントは1日の必要量を簡単に取ることができることから、指導に当たる医師から、また妊婦自身からも大変好評です。